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Tenohiraの電気式日記

*** 気が付いた事、出来事、調べた事を綴っています ***

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人体の不思議展

今日は岩手県民会館に「人体の不思議展」を見に、嫁、息子とでかけた。
8:30に出発し9:45頃到着したが、駐車場は既に満車で、近くの駐車場に停めた。
展示最終日であるが、凄い人気であった。

入場してみると最初から衝撃を受けた。
最初は精巧にできた展示物かと思ったが、すぐに本物と分かった。
一瞬気持ちが悪くなったが、人間の身体はうまくできているようで
何とか気持ちも回復し普通に最後まで見れた。
来場者が多く、立ち止まって見れず、流れるようにしか見れなかったのが残念だった。

殆どが触ってはいけないもので、筋肉系、血管系、骨格系、に分けて展示され、
全体の2cm位の輪切りや、左右非対称に筋肉の繋がりを見せたもの、
身体半分から真っ二つに割ったもの、神経の管の全体像、胎児の5ヶ月~の数体、
病気に犯された臓器(患部が黒くなっているのが分かるもの)、
など、今の技術は凄いと思った。

「プラストミック標本」という標本との事で、一種の「燻製」のように見えた。
作る工程を1枚のパネルに書いていたけれど、流れて見るため、
それをちらっとしか見れなかったのが残念だった。
標本は、生前からの意志に基づく献体によって提供されたものとの事で
尊厳に背かないように管理されているおかげで今日見る事ができたので
ありがたい事だと思った。

最後の方でようやく触ってもいい標本があり、
脳、腕筋肉、脚筋肉、膝骨、肺、腸、指、爪、などを恐る恐る触ってみたが
プラストミック標本は臭いも無く、水分も無いから意外に硬く、
それほど怖いものとは感じなかった。
脳は意外に手応えのある重さ(1kg位あったか?)で、
爪はもともと硬いから、爪だけは本物(生?)じゃないかと思う程だった。

来場者は皆、黙々と標本を眺める人達で、特段悲鳴などを上げている人は居なかったのが
見るに耐えられるレベルに作った精巧なものという感じを受けた。
また、小学校低学年位の子供も来ていたが、親からの説明をちゃんと聞いていた。
こうゆう場面では若年層が真実をそのまま受けるらしく
息子は平然としたものだった。(土産に脳のキーホルダーを買っていた。)

帰り際、夢に見そうと嫁から言われたが、かくいう自分も同じ心境になるほど
衝撃的な1時間の閲覧だった。

人体の不思議展 Web Site
# 一瞬、真っ二つの標本を見た時は、トチクで牛を割る作業場面を思い出し、
# 人も牛も変わらないと思ってしまった。
# それを考えると、尊厳には背いてはいけないと強く思うのでした。
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