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Tenohiraの電気式日記

*** 気が付いた事、出来事、調べた事を綴っています ***

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岩手山・登山


今日は岩手山登山をした。

4:00起床し、天気を確認すると明るい曇り。
これなら大丈夫と思い、いそいそとおにぎりを作り
オオボラ会長とともに岩手山に向かった。

7:30頃に岩手山登山道に到着。
暑くもなく強い日差しが射すでもない調度良い岩手山登山道入り口だったので、
意気揚々と登山開始となった。
5合目到着したのが9:30頃。休憩中にベストコンディションの岩手山から
登ってきた東側方面の景色にみとれながら山小屋のある8合目を目指した。
7合目付近で上の方から降りてきた人にコンディションの事を聞いたら、
凄く風が強くて背骨を折るから勧めない!大和魂で登るのならば別だが。
と言われたが、なんか変な例えだなと思って聞き流した。

変な例えを言い残していった人と別れてから徐々に天候が悪化し、
10:30頃に8合目に到着したあたりは、だいぶ風が強くなり
団体登山客も山小屋で晴れ間をうかがっている様子だった。

せっかくきたのだからと思い、頂上を目指して歩き始めた。
8合目から頂上まではおよそ1時間位が平均的なスピードの様だった。

8合目を少し行くと不動平という地点に到達する。
そこから左に進めば9合目の山小屋、右に進めば頂上である。
不動平から30分程で頂上まであと200mという標識の所についた。
そこは岩手山の尾根であるので、道は狭いながらもだいぶなだらかな道だった。
けど、あまりの風の強さに真っ直ぐ進めない。
体を前へ倒して、且つ風を受け流すように姿勢を変えないと進めない。
辺りは真っ白で何も見えない。かろうじて足元と5m先位は見える状態。
自分達の前を進んでいたはずの他の団体客達の姿は全く見られない。
おそらく9合目山小屋へ向かった?のだと思った。
尾根の登山道の中央にはお地蔵さんが幾つも並べられていたが、
神聖な場所を示すという意味の他に、風で飛ばされないように
しがみついてもいいように立っているようにも見えた。

11:30分頃、頂上に到達した。200m進むのに30分位かかったことになる。
頂上は案の定真っ白の世界、烈風、雨降りであった。
何とか記念写真を撮ったが、これまた真っ白の状態しか写らない。
天気が天気なので10分程滞在して下山する事にした。

再び登山道入り口に帰ってきたのは16:00。
往復8時間半の登山だったが、これほど厳しい気象条件で登ったのは生まれて初めて。
尾根では死ぬのではないか?と思うほど強い風だった。
変な例えで説明されたのは、実は本当だったんだなと納得したのでした。

下山途中の8合目山小屋や、帰りの駐車場で聞いた話だと、
今日は頂上まで行った登山客はほどんどいなかったらしかった。
初めてのトライだけに、何が何でも頂上へ行こうとして行ってしまったけれど、
今後は状態を見極めて登山したいと思います。
いつか頂上で絶景を見たいと思います。

P.S. 15分間ランニングの効果は十分にあったと思います。
   やってて良かったです。(^^)
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この記事へのコメント

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無題

事前に何もトレーニングを積んでなかったことが如実に現れて下りは膝痛とモモ痛でしんどかった~。猛烈な強風はマジで死ぬかと思いました。素人だからこの条件で山頂を目指すのが無謀なのか否かの判断が分からず進んだけど、実はベテランも回避する状態だったとは…自殺行為でしたね。無知とは恐ろしいものです。無事に帰れたから楽しい思い出になったけど…でも二度と行きたくない!と思わず、むしろ再アタックしたい!と思った俺ってかなりのMですね(笑)
あぁー、んがーっ、しかし足が痛い~。
  • from オオボラ会長 :
  • 2007/07/28 (21:12) :
  • Edit :
  • Res

ご苦労さま!

『背骨を折るから・・・』って、どんなシチュエーションだろう?想像出来ないなぁ~。
台風で波2~3mで一波先が見えない時も平気に沖に泳いで行った時の事を思い出しました。
さすが不死身ですね。
頂上からの写メ待ってましたが来ないので、待ちきれずにメールしても返事も来ないし、まさか・・・。
21時になったら家に電話しようと考えていました。いゃ~とにかくご苦労さまでした。
もう歳なんだから無理しちゃダメよ。
今度メシ食べに行きましょう。
  • from 釣り師 :
  • 2007/07/28 (21:33) :
  • Edit :
  • Res

To オオボラ会長

いやはや、お疲れ様でした。
素人の登山というのは怖いもの知らずなんだなと思い知らされた登山でしたな。
次回は晴天続きの日を狙って登ってみましょう。
よろしく。
  • from Tenohira :
  • 2007/07/29 (23:15) :
  • Edit :
  • Res

To 釣り師

背骨のシチュエーションは、普通に登山していて普通に山頂のコンディションを聞いたのです。
おそらく、その人がリアルに自分達に伝えたかったのだと思います。

台風の時に泳いだのって、あの、テント内で寒いからって、フェースタオルを渡した時の事ですか?例の闇鍋事件のあった日でしょうか(^_^;)・・・。
そんな無謀な事をした覚えが無いのですが、
今でさえ無謀な事に挑戦してしまう性があるので、
おそらく昔はもっとやってたと思いますが・・・。

返信が遅れたのは、疲労で一時的に何もしたくなくなった為でした。
心配かけてすいませんでした。
m(__)m
  • from Tenohira :
  • 2007/07/29 (23:21) :
  • Edit :
  • Res

無題

無事帰還されて何よりでした。
俺が以前登ったときも風が強めでしたが、そこまでひどい状態ではなかったと思う・・・。
見晴らしがよいときの光景は、まさに絶景だと思うので、ぜひ次の機会を窺ってください!
  • from 伊予守 :
  • 2007/08/01 (23:53) :
  • Edit :
  • Res

To 伊予守

風が強かったですが、こんなものなのかも?!
と思って尾根を歩いていましたがそこが初心者の怖いもの知らずでした。
頂上には親子ずれ2名だけでした。
けど、親子の男の子は小学生・高学年でしたけど、
よくがんばったなと思いましたよ。
お父さんが厳しいんだろうなとも思いましたが。
次回は好天の時を狙って登りたいと思ってます。
  • from Tenohira :
  • 2007/08/02 (00:12) :
  • Edit :
  • Res

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